イエスマン 映画の名言、英語のセリフ、ネタバレあらすじ、レビュー
イエスマン ”YES"は人生のパスワード
(2008年)
とことん消極的な主人公が、あらゆることに「イエス」と答えることで人生が変わっていくという物語です。
主演のジム・キャリーは適役ですね。
彼のオーバーアクションな演技は時々苦手なこともあるのですが、この映画では落ち着いていて、テーマにしっくり合っている感じがして良かったです☆
聴き取りやすい英語で、学習にもおすすめできる映画です!
映画「イエスマン」のあらすじ(ネタバレあり)、
英語の名言とセリフ
主人公のカールはとことん消極的で、面倒くさがり。
人との付き合いを避けていて、親友の婚約披露ですらすっぽかしてしまいます。
親友は愛想を尽かし、カールを脅します。その英語のセリフ。
I'm telling you, 言っておくよ
次に言う言葉を強調したいときに使える表現ですね。
end up ~ ~で 終わる
カールはさすがにこのままではまずいかもしれないと思い始め、人生を変えるためのセミナーに参加します。
そこで主宰者のテレンスに誓いを立てさせられます。その時のテレンスのセリフです。
covenant 誓約
an opportunity presents itself
present は (~を)贈る、提供する、という意味なので、機会が現れる、という意味になります。
no matter what it is
それが何であれ
そんな訳でカールはそれ以来、あらゆることに「イエス」と言わなければならなくなるのですが、最初は嫌々言っていたカールは、「イエス」と言い続けているうちに、物事が好転していくのに気がつきます。
趣味や人間関係がどんどん広がっていき、彼は「イエス」と言うのが楽しくてたまらなくなります。
調子に乗っていくジム・キャリーの演技が面白い☆
カールは魅力的な可愛い女性・アリソン(ゾーイ・デシャネル)に出会います。
アリソンは活動的で多才な女性で、
「色々なことに挑戦して人生を楽しみたいの」とカールに話をします。
その時のアリソンの英語のセリフです。
playground 遊び場、遊技場
somewhere along the way 道のどこかで
ここでの”道”というのは人生のことを指しているのですね。
物事に対して積極的になったカールはアリソンに共感し、2人は付き合い始めます。
しかし、カールは何も考えずに全てのことに「イエス」と言い続けているうちに、自分の望んでいないことにまで「イエス」と言ってしまうことになり、そのことにより2人の関係に亀裂が入ってしまうことになります…
アリソンに「私と一緒に暮らさない?」と言われたカールは、内心ではためらいつつ、「イエス」と答えます。
しかしその後、アリソンは、カールがセミナーを受けて「イエス」と言わなければいけないから「イエス」と言っただけであることを知り、怒ります。
「私が一緒に暮らさないか訊いたとき、あなたはためらったわね。本当は断わりたかったのに、『ノー』とは言えないから、『イエス』と言ったんでしょう」
アリソンは怒り、傷つきます。
彼女の気持ちはよくわかります…
カールは本当に大切なのは、何にでもただ「イエス」と言うことではなく、自分の心に正直になることなのだと気がつきます。
カールはアリソンの気持ちを傷つけてしまったことを反省し、彼女にあやまります。
そして彼女に、セミナーの受ける前の自分について説明します。
「僕は誰に対しても自分が不十分だと思っていたんだ」と彼は言います。
カールのセリフです。
このカールのセリフは素敵な名言だと思います。
この言葉がアリソンの心を動かし、彼女は笑顔を見せます。
ラストのハッピーエンドが爽やか☆
消極的で、億劫がりの性格の荒療治に、「機会がある度にイエスと言う」という設定が面白く観られました。
主人公・カールのことを笑いつつも、「私も本当は興味があるのに、ちょっと億劫な時に、ついノーと言ってしまっているかも」と自分のことを反省してしまいました(^^;
物事に対して肯定的な気分になれて、元気の出る良い映画だと思います☆