映画の英語の名セリフ、名言集。おすすめ洋画のあらすじ

映画の英語の名セリフ、名言を紹介するブログです。洋画の印象的な名シーンや名場面の会話の英語の台詞とフレーズを解説しています。感動ドラマ、泣ける映画、恋愛映画、コメディ、名作映画のストーリーのあらすじ(ネタバレ)、評価や感想を書いています。英語の勉強も。

スポンサーリンク

アルフィー 映画の英語の名言・セリフ、ネタバレあらすじ、レビュー

スポンサーリンク

アルフィー(2004年)

ALFIE

 

ジュード・ロウ演じる主人公アルフィーの、プレイボーイの日常を、テンポ良くコミカルに描いた映画です。

アルフィーはニューヨークに住み、高級車の運転手として働きながら、たくさんの女性たちとのアバンチュールを楽しんでいます。

 

主演のジュード・ロウもおしゃれで茶目っ気たっぷりでチャーミングですが、次々に登場するセクシーな女優たちの魅力も満載♪

 

個人的には、ちょっと天然っぽい感じのマリサ・トメイと、年齢を重ねた女性の色気を感じさせられるスーザン・サランドンが特に素敵だと思いました(^^)

 

ジュード・ロウが恋愛遍歴を重ねながら、カメラに向かって自分の思っていることを語りかけてくるという手法で、そのセリフが赤裸々かつユーモアもあり面白かったです。

 

 

f:id:rabana:20150707152847j:plain

 

 

映画「アルフィー」の英語の名言・セリフ(ネタバレあり)

 

主人公のアルフィーは、様々な女性と付き合い、気軽な関係を楽しみ、相手が深入りを求めてくるとすぐに逃げてしまいます。

 

ある人妻と付き合っていた時に、彼女がもっと深い関係を求め始め、アルフィーが心の中で呟くセリフです。

 

f:id:rabana:20150612151403p:plain

all-too-familiar feeling          馴染み深すぎる感覚

 

sooner or later         遅かれ早かれ

 

definitely           明確に

 

stage           計画する

 

stage a disappearing act          消え去る行動を計画する

 ユーモアを交えた言い方ですね。

 

アルフィーは誰と付き合ってもこんな態度で、さらには親友の恋人にまで手を出してしまうという始末。

 

しだいに女性たちも彼に愛想が尽きて離れていき、当然のことながら親友も失ってしまいます。

 

ずっと年上のリッチでセクシーな美女・リズ(スーザン・サランドン)にお誘いをかけられて有頂天になったはいいものの、すぐに彼より若い男に乗り換えられてしまいます。

 

大勢の女性たちに彩られた華やかな生活に見えながらも、気がつけば元彼女たちには新しい恋人ができていて、彼は一人ぼっちになっている。

 

ラストにアルフィーが自分の人生を見つめなおして言うセリフが印象的でした。

 

f:id:rabana:20150612144546p:plain

 

                                                                                                   

 I can't help but think

考えずにはいられない

can't help but ~          で ~せずにはいられない 

 

look after             面倒をみる、世話をする

 

care for         ~を気にする、心配する

 

repay           報いる

 

return the favor          お返しをする

 

自分のことを気にかけ、面倒をみてくれた彼女たちに対して、僕は何もしなかった、ということに気がついたアルフィー

 

さらにアルフィーは言葉を続けます。

 

f:id:rabana:20150612150023p:plain           

depend on~         ~に頼る、~を当てにする

 

So,what's the answer?

答えは何だろう?

ここでは、「どうすればいいんだろう?」というニュアンスですね。

 

アルフィーは今までの人生を振り返り、誰にも依存しないし依存されない人生を送ってきたけれど、心の平和を持てないと言います。

そして心の平和を得られなければ、何もないと同じことなのだと。

 

このアルフィーの言葉が胸に響きました。

 

「どうすればいいんだろう?その答えを自分に問いかけ続けている」

 

どうしようもない女たらしのプレイボーイでも、アルフィーは彼なりのやり方で自分の求める人生を希求しているのですね。

 

ラストに川岸を孤独に歩く彼の後姿に哀愁が漂っていて、しんみりしてしまいました。

 

全体として、コミカルで気の利いたセリフ回しが多く、英語の勉強としても楽しみながら観られる映画だと思います^^