ライアーライアー 映画の英語のセリフ・名言、あらすじ(ネタバレ)
LIAR LIAR (1997)
ライアーライアー
ジム・キャリー主演のコメディ。
何といっても見所はジム・キャリーお得意の顔面芸でしょうか^^;
オーバーリアクションな演技や、次々に炸裂するパントマイムに、笑ったり、呆れたり。
親子の絆や、「嘘」で取り繕われた大人の世界、というテーマが描かれています。
映画のあらすじ(ネタバレあり)
フレッチャー(ジム・キャリー)は有能な弁護士。
彼は嘘や詭弁を使って、裁判を無理やり勝訴にもちこんでしまいます。
ところが仕事が忙しくて、幼い息子・マックスとの約束をすっぽかしてばかり。
5歳の誕生日のパーティーにも、パパが必ず来ると約束したくせに来てくれなかったことにがっかりしたマックスは、誕生日のケーキのろうそくを吹き消すときに、ある願掛けをします。
そのお願いとは・・・
というものでした。
5歳の男の子がした切実なお願い。
この願掛けが本当に効いて、フレッチャーはその日嘘がつけなくなってしまいます。
弁護士の世界で嘘がつけなくなったらどうなるか・・・、
一日だけの不思議な魔法でフレッチャーが右往左往する様子が、ファンタジックに面白おかしく描かれています。
英語のセリフ、名言
嘘がつけなくなって困ったフレッチャーは、このままでは大切な裁判に負けてしまうと恐れ、息子のマックスにお願いを取り消してくれるように頼みます。
フレッチャーのセリフです。
survive 生き残る
stick to ~ ~にしがみつく
フレッチャーのこのセリフにも一理あるかもしれない、と思いました。
それに対して息子のマックスの答えるセリフが健気で切ないです。
マックスはパパに嘘をつかずに約束を守って欲しいのですね。
結局、願掛けの効力は消えずに、フレッチャーは嘘をつかずに仕事をしなければならなくなります。
彼は会う人みんなに日頃から自分が思っていたことをペラペラ話してしまいます。
嘘を取り払い、本心のあらわになった大人の世界がおかしい。
一方、フレッチャーに愛想を尽かし、別れた奥さんは、マックスを連れてボストンへ引っ越してしまいそうになります。
ボストンへ引っ越してしまったら、中々会えなくなってしまう・・・
そのときになって初めてフレッチャーは、今まで会いたいと思ったときに会える距離に息子がいたことが、どんなに幸せなことだったのか気がつきます。
最後にフレッチャーが必死で二人を追いかけ、空港で「愛している」と叫びながら駆けつけるシーンが良かったです。
彼が息子のマックスに言うセリフです。
dope ばかな
feel like ~したいと思う
I could see you anytime I felt like
会いたいと思ったときにいつでも会えた
改心した父親としての、真摯なセリフが良いですね。
大団円のラストに心がほんわか。
ジム・キャリーのオーバーな演技に終始笑いながらも、最後はほろりとさせられてしまいました。